白昼夢

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1日1ブログ その284:オタク性の違いと何も悪くない推し

こんにちは、緑風です。

 

今回はタイトルの通りオタクについてのお話です。

 私はずっと物心ついたときから(?)2次元とその中の人のオタクをやっていて、やっとここ最近2.5~3次元の人たちを推すようになったんですけど、オタクの方向性って結構違うなと思って。ここ何日かの沼でいろいろ考えたので今回はそれを書き連ねてみようと思います。

 

彼女になりたいオタクと壁になりたいオタク

同じオタクとまとめられていても、自分の推しに対する向き合い方、推しとどうなりたいか、という考え方の違いというのが一番そのオタクの特性として表面に出てくると私は思っていて。これには大きく2パターンあると思います。推しと関わりたいか、関わりたくないか。関わりたい、と言うのはまあ夢だとかリアコだとかガチ恋だとか言われる分類ですね。私はできれば関わりたくないです。確かにファンサをもらえば嬉しいし、接触イベがあるなら行きたい。でもその他大勢の中の一人でいいのであって、推しの人生の中に出てくる登場人物にはなりたくないのです。これは2次元のオタクで、しかも夢があまり好きじゃない人がそうだと思います。推しがいる空間の壁になりたいんですよね…ただ見守りたい。神視点。

 というかそもそもこの関わりたい関わりたくないってそれまでどれだけそういう交友関係があったかもある気がしますね…誰かと付き合う…??みたいな思考がそもそもないのでたとえ3次元の推しができてもいきなり彼氏にしたいとか自分しか見ないでほしいとかは無理なんですよ…今まで2次元で推しを愛していたのに…。まあそこで少女漫画とかの影響が強かったら夢になるんでしょうね…私は夢ですら苦手ですが。普通のそれなりの生活をして彼氏が何人かいたことあるとかいう人だったらアイドルとか3次元にはまるとみんなのアイドルではなく自分の彼氏にしたいとか知り合いたいとか思うんだろうな。たどってきた道が違うから推しに対する考え方も違うんだろうと思います。

最近これまでたどり着いていなかった日本の大手アイドルにはまってからというもの、YouTubeとかTwitterでオタクを見かけるんですけど、住んでいる世界がまるで違くて。私はうっかり2次元界隈からうっかり紛れ込んでしまったようなものだけど、この界隈はきっともともとJ事務所とか3次元を推していた人が来る場所なんだなあ、と思うくらい推しと関わりたい人が多いんですよ。というかそもそも陽キャが多い気がする。まあ頑張れば手が届きそうな距離にいるというのも理由な気がするけど。でも本当に今までの沼と雰囲気が違う…こわ…なのでせっかく好きになったのに一生現場には行けねえなって思います。

現場も2次元オタと3次元オタの違いって出ると思う。あまり行かないからわかんないけど、2次元から入った人はもちろん推しもだけど周りの他のファンとか作品に対して推しカラーの服だとか痛バとか大量のグッズを持っている気がするけど、3次元オタは推しに一番かわいい私を見つけてもらうために量産服とかヘアメとかうちわを身に付けていると思うんですよね。まあ最近は声優の現場でも量産型見かけるし私もどちらかというと年が経つにつれて後者になりかけてはいるのだけど。

 

実際私は基本誰も恋人がいないフリーな状態で贔屓とかもないと思ってかわいいと推しているけども、9ちゃんの動画とか若俳オタクのブログとか読んでるとやっぱりあるんだなあ…と思ってしまいますね。完全壁側としては認知してもらう、知り合いになるというのを現実だと思ってないんですよね。まあ現場の違いもあるだろうけど(最推しがあまりに大手な上に既婚者だしSNSはほぼ公式)…。というか私同担拒否というものが理解できないんですよね…だって何万人もその人のファンがいるのに自分だけがいいなんて図々しいにもほどがあると思う。それとももうほんとにファンが数十人とかいう世界なのかな…。

 

それでもそれはあくまでもオタク側の話であって、推しは何も悪くないんだよなあ…。たとえ推しの特別な一人になりたいファンでもそれは推しからしたら貴重なファンの一人であって無下にはできないし、みんな応援してくれるから大切に思って思わせぶりなファンへの挨拶するし。かといって推しも人間だから誰かと付き合いたいだろうし…。いやまあアイドルとか俳優とかやってるならファンの夢は壊さないでほしいが。3次元の人ってさあ、やっぱりそういう夢思考のほうが多い世界だから軽率に好きな女子のタイプは?みたいな質問とか少女漫画チックなこととかやらせるけど、オタクすぐ勘違いしちゃうからやめてほしい。声優界隈みたいにタブーな質問にしておいてくれよ…。

…何が言いたいかと言うと、推しの特別になりたいオタクも壁になりたいオタクもいるけど推しはみんなの推しであってほしいし、でも推しも人間だからそれは難しいよなあ…ってことです。

 

一歩間違えたらそれは薔薇

それからもう一つ。最近のアイドル界隈とかちょっと前に除いたJ事務所界隈って、すっごい意外なんですけどめちゃくちゃYouTubeにCPまとめが落ちてるんですよね…。グループの誰と誰かわいいとこまとめ!みたいな。ちょっと転んだらこれ薔薇といっしょなんですよね…というかその呼び名としては韓国語からケミとか呼ばれてるけどやってることは2次元のオタクとそんな変わんないんですよ。何分かの動画から一瞬のその子と別の子がいちゃいちゃしてる瞬間を集めてるっていう感じで、しかもそこのCPが多いというわけじゃなくていろいろ見るとみんな平均的にそんな感じなんですけど、オタク特有の同じコマにいただけでCP!みたいなノリで動画があるんです。…もしかして3次元でも2次元でもみんなそういうの好きなんですね…???好きな人種が一定数いるんだな…と安心しました。2次創作とかに走るんじゃなくて動画まとめで心を満たしてるんだな…。…ちゃんと2次元で積んできたオタクならわかると思うんですけどこれ完全にアウトだし下手したら生もの扱いじゃないですか。でも特に検索避けとかしてる感じないんですよねえ…いいのかなあ…まああからさまにいちゃいちゃしてるわけでもないし本人たちがやったことしかないんですけど、ちょっと心配になります。でも結構メジャーな趣味なんだろうなあ…
でも推しはもっといちゃいちゃしてもいいと思うよ。何のために共同生活してんの…もっと部屋行き来してオタクを殺してよお…仲良くしてよお…こちとら飢えてんだよ…

 

というわけで今回はちょっと考えていた推しとオタクについての話でした。難しいよなあ…。おかげで沼に足を踏みかけたのにここ数日推しは最高なのにオタクがな…と後ずさりかけています。見て見ぬ振りが一番いいんだろうけど…。まあ幸いなことにオタクと関わる機会はないのでひたすら一人で狂っていればいいだけだし顔のいい推しでも眺めようと思います。今日まためちゃくちゃかわいい動画を発見して死にました。現場からは以上です。

 

それではまた明日。