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1日1ブログ その224:とうらぶミステリー

こんにちは、緑風です。

 

先日何日かにわたっておすすめのpixiv小説を紹介して、昨日で最後ということだったんですけれども。紹介し終わってから、めちゃくちゃ素晴らしい小説に出会ってしまいまして!

Lampray様のとうらぶミステリーというジャンルのシリーズ小説なんですけど、めちゃくちゃしっかりしているもので、すっごく面白かったので今回はこれを紹介したいと思います!

話としてはとあるポンコツ審神者とその初期刀であり審神者ポンコツ故めちゃくちゃしっかりしてしまった山姥切国広、通称まんばの本丸がいろいろやらかしてしまったせいで政府の事件捜査要因としていろいろ事件を解決していく…という感じの話になっております。しっかりミステリーとして面白いところや審神者が普段はポンコツなんだけど緊急時にだけはしっかりしてそこのまんばたちとの連携する…というギャップが読んでて楽しい話だと思います!!

まずシリーズ外ではありますがその本丸のやらかした案件の小説。

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偶然歴史を改変してしまい神隠しをすることになった本丸の話。ポンコツ審神者とまんばちゃんの掛け合いが本当に面白くてですね…それだけでも読む価値ありです。

 

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こちらがそのシリーズ、とうらぶミステリーとしては1作目。 刀剣男士が審神者を殺してしまったのではないかという事件が起きた話。シリーズのこの後は上のそのカミカクシ本丸(ポンコツ審神者とまんば)とこの1作目と同じ世界線や人物でのお話になっています(各話で解決はしているので単体でも読めます)。

 

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本丸のゲートが爆発したり本丸がつながったりするお話。有能まんばちゃんは健在です。

 

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歓迎されなかった平野と襲撃事件が起きている本丸たちの間の話。平野君とかあまり詳しくないんですが最後にタイトル見てああ…ってなった。

 

 

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あるとき突然跡形もなく消えてしまった本丸の刀剣男士たちが何年もかけて仲間と主を探し出すお話。めっちゃくちゃ長くて大変だったのだけど本当に面白かった。泣いた。これで1000users入りいってないとかおかしすぎる。

 

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復讐をしようとした小夜の話。結末を知ってから2周目したくなるというか、小夜のことを思うと涙腺が死んでしまうと言うか…。

 

この作者さん何がすごいって全部じゃないけど結構な数の話にちゃんと史実に基づいたネタで書いてるってこと。歴史、好きなんだろうなあ…って言うのがめちゃくちゃ伝わってくるしそれを二次創作に活かしてくれたのが本当にうれしいね。あとそれぞれの本丸をIDで分けていたり、刀剣の証言みたいな感じで書いてくれるのでわかりやすいんですよね。政府内の詳しいことや審神者や本丸のシステムについても詳しく設定されていたりとこちらも納得してしまう作りこみだし、設定が設定なので本当にとうらぶでしか読めない話だと思います。

そしてミステリー、というか小説として本当にしっかりしていて。伏線の張り方や回収が天才的。最後の解決のとことか、前の本丸が出てきすぎてちょっとわかりづらいとことかもあるけどpixivに転がってる時点でやばい作者さんだと思う。最初の展開から後半の解決にかけてまじで思いもよらない方向に話が進んでいくんですけどちゃんと筋は通っていて、私的にすごい茅田砂胡さんの小説を読んでる気分でした。どんでん返しとまでは行かないけど、話の最初を思い出して結末と結びつかないほどいろいろあるというか、そういう構成が書けるのが本当にすごいなと思いましたね。

 

というわけで今回は最近見つけた面白かったとうらぶミステリーの小説を紹介しました。本当は一昨々日、記事を書き終わった後に発見したのですが、この私がTwitterYouTubeもろくに見ず(普段なら1日の半分以上は費これらに費やしている)、1日のほとんどを小説を読むことに3日間ほど費やしましたので本当に面白いことがわかっていただけると思います…!!!まあ長いというのもありますが。まさかのシリーズ全体の読了目安時間が約40時間、一番長い本丸消失は1本だけで5時間半(約17万字)という…。最初見たときびっくりしたしそりゃあんなに読み終わらないわけだと納得しました。実際それだけの時間かかってはないですが(ざっくり読んでたので)、現に3日経ってるんだよなあ…いくつか2周目したけども…。ハイ、そういうわけでめちゃくちゃ時間はとられますが、面白いということは身をもって断言できますので…!!騙されたと思って…!!ぜひ暇なときにでも読んでみてください!!!!

 

それではまた明日。