こんにちは、緑風です。
さて今回は!!めちゃくちゃ久しぶりにイラストメイキングをしていこうと思います~!
というのもですね、最近忙しくてめっきり絵を描けていなかったのですが、この間ちょっとひと段落して気合があったので絵を久しぶりに描いてみたんですよね。そしたら結局描き方ってそんな変わらないな…と思って。ibispaintで描くようになってからどういうペンを使ってこうやって塗るっていうのがだいぶ定まってきたなあ…と思ったのでせっかくだし軽くメイキングしてみるか!って感じです。
今回描いたのはSEVENTEENのTHE8です!当日に誕生日って気づいてめっちゃ頑張って描いたけど遅刻した。
ただ最初メイキングにしようと思って無くてスクショとか撮ってなかったので全部後からタイムラプスの映像のスクショです。
まず最初に完成絵がこちら。
THE8のReady to loveの時のビジュが大好きなのでそれを描きました。
使用ソフト:ibis Paint X(指派)
かかった時間:5時間半
それでは早速!
①ラフ
使用ペン:ハードペン(適当)
もうすでに2枚目のレイヤー突入しててすみません…
2枚目:ラフ ⇐ココ
1枚目:ラフのラフ
一番下のレイヤーにまじでざっくりシルエットとか大きく書いて、その上のレイヤーにもう少し細いペンで体の輪郭とかを取ります。
②下描き
使用ペン:フェードペン(細さは大体1~2.5の間)
2枚目:下描き ⇐ココ
1枚目:ラフ
ラフから紆余曲折ありましてなんとか下描きをしました。この顔になるまでめちゃくちゃ時間かかってます…この時点では顔・体レイヤーと髪レイヤーが別です。
③線画
使用ペン:フェードペン(太さは1~2の間)
2枚目:下描き⇒線画 ⇐ココ
1枚目:ラフ
私の場合ここが変わっていて、だいたい下描きレイヤーの上に新規レイヤ―作ってなぞるって言うのが一般的かと思うのですが私は下描きレイヤーに描いてあるものをひたすら綺麗にして線画にします。つまりレイヤー変わらずです。
なんでこの描き方なのかと言うと理由は二つあって、一つは下描きの時のこの線うまく描けた!を残してうまくいかなかったところは消せばいいということができるところ、二つ目は私がこの描き方がめちゃくちゃ楽しいからです。というか線画を描くぞ!っていう行き方なんじゃなくて綺麗にしてたらなんか線画できてた…なんだよな…
④下塗り
使用ペン:ハードペン
5枚目:線画
3枚目:↓クリッピング 白下塗り |
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り | ⇐ココ
1枚目:灰色シルエット |
まず線画の下に人物のシルエットを全部塗りつぶした灰色のレイヤーを作ります。別に何色でもいいけどこの後出てこない色で目が疲れない色が良いと思います。
その上に新規レイヤ―作ってクリッピング。そうすると人物以外にははみ出さないようになります。私はパーツごとにレイヤー作って(隣合わないなら二つ同じレイヤーにすることも)クリッピングしてます。肌は一番下にしてるのははみだしてても良いのですが他のパーツははみ出さないように塗ります(バケツ対応した線画の書き方をしていないので地道に塗りつぶしてる…)
⑤肌影つけ
使用ペン:フェードペン
5枚目:線画
3枚目:↓クリッピング 白下塗り
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り🔓 ⇐ココ
1枚目:灰色のシルエット
下塗りが終わったらまずは肌に影をつけます。肌だけは下塗りと同じレイヤーで鍵つけてちょっと濃い色で影をつけてます。元の肌色からちょっと暗く赤い色で、濃いところはさらに暗くした色で塗って暗いところは上から青紫色をエアブラシでふわっと軽く載せます(透明感出る気がする)
⑥顔面
使用ペン:フェードペン
6枚目:線画
4枚目:↓クリッピング 白下塗り
3枚目:↓クリッピング 眉・目・唇⇐ココ
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り
1枚目:灰色のシルエット
普段は一番最後のお楽しみで顔面をやっているのですが、今回はちょっと顔が似ないとモチベが死ぬので序盤にやりました。
眉は線画で描いた線を頼りに髪の色より少し明るい色でフェードペンを駆使して描きます。描いては削り描いては削りで気に入るまで直して、満足いく形になったら🔓して細いペンで毛流れを描いて影つけて眉頭肌色かけておしまい。
目は髪と同じくらいの色で全体塗って、さらに濃い色で上半分と目の縁を塗って真ん中に濃い色で焦点?描きます。新しいレイヤー作って加算発光にして明るい色エアブラシで置いて、馴染むくらいまで%下げて結合します。
唇はもう気合でなんとかする…このあともずっと手直ししてる。
⑦影つけ
使用ペン:ハードペン、フェードペン
7枚目:線画
6枚目:↓クリッピング 乗算影 ⇐ココ
4枚目:↓クリッピング 白下塗り
3枚目:↓クリッピング 眉・目・唇
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り
1枚目:灰色のシルエット
肌以外に影を付けます。全部の下塗りレイヤーの上に乗算レイヤー作って50%くらいにして、暗い薄紫くらいの色でアニメ塗の要領で影を付けていきます。最初に大きな範囲ガってつけてから消しゴムで削ってきれいにします。割と適当。
⑧模様とか
使用ペン:フェードペン、ハードペン
8枚目:線画
7枚目:↓クリッピング 乗算影
5枚目:↓クリッピング 模様(終わったら結合) ⇐ココ
4枚目:↓クリッピング 白下塗り
3枚目:↓クリッピング 眉・目・唇
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り
1枚目:灰色のシルエット
服に模様が入ってたので画像見ながらそれっぽく描きます。選択範囲でずらしたけどなかったらめちゃくちゃめんどくさい柄だった…
⑨ハイライト
使用ペン:ハードペン
9枚目:線画
8枚目:↓クリッピング ハイライト⇐ココ
7枚目:↓クリッピング 乗算影
5枚目:↓クリッピング 模様(終わったら結合)
4枚目:↓クリッピング 白下塗り
3枚目:↓クリッピング 眉・目・唇
2枚目:↓クリッピング 肌下塗り
1枚目:灰色のシルエット
影レイヤーの上に新規レイヤ―作ってそれぞれパーツごと明るい色で縁取っていきます。反射光みたいな感じ。あまり目立たないけどあると重くなりすぎないのでめっちゃ良い感じになります。
あと髪レイヤーにメッシュ入れた。
⑩諸々調整
目の大きさ調節したりハイライト入れたり腕の大きな影入れたり諸々しました。あと線画の色変える!肌のとこはオレンジ~茶色、って感じでメインの色のちょっと濃い色にしてなじませてます。
⑪背景+加工
使用ペン:ハード、水彩(にじみ)
2枚目:人物結合した
1枚目:背景
このハオちゃんは青空でしょう!!と新規レイヤ―作って青空をざかざかと描く。雲は水彩ペンでちょっと暗めの色でざーっと描く⇒明るい色でさらに上から重ねると立体感ある雲になるよ。
加工は2種類、①人物と背景をなじませる加工 と②全体的に色味やコントラストをいじる加工があると思っていて、まずは①からやります。背景が青いのに対し人物が浮いていたので全体的に人物に青のオーバーレイをかけて(肌の部分はオレンジ)、影とか後ろのほうにありそうなところには紫をかけてぼかしたりします。あとこれは好みだけど私は顔面とか目立たせたいとこに白の加算発光重ねてちょっと明るくする。
②は背景とか人物全部結合したら基本的に複製して複製したのをレイヤーの種類変えたりフィルター変えたりして薄くして結合します。私はパキッとした雰囲気にしたいので主に覆い焼きリニア、焼きこみリニア、ハードライト、乗算、あとフィルターでコントラストいじったりしてます。
⑫完成!
というわけで完成です!!
ハオちゃんセンイル絵メイキング〜🐸 pic.twitter.com/QZI1liMn2y
— 緑風 (@midorikaze_9375) 2021年11月9日
このイラストのメイキング動画はこちら!
作業の順番だったり細かい塗り方とかは絵によって変わることもありますが、基本的なやり方は変わらなくなったなと思います。なんか変えようとしても結局これに落ち着いちゃうんですよね。
ポイントはフェードペンで線画をきれいにして作ること、肌以外の影はアニメ塗り、加工はぱきっと重視、って感じですかね!実は以前にもibispaintでメイキングをしているんですが、そのときとはだいぶ変わったんじゃないかなあ…
まあこの辺は個人の好みというかこだわりなので絶対こうすべきというわけではないのですが!こういう描き方もあるんだというのを知ってもらえたら、そしてもし参考にできそうだったら参考にしていただけたら嬉しいです!!
というわけで今回はSEVENTEENのTHE8を描いてみたメイキングでした~!かなりざっくりとしか説明できなかったのですがいかがでしたでしょうか…!
もっとね…絵描いたら頻繁にメイキング描いたほうがいいのかな…需要…あるかな…
それではまた明日。