こんにちは、緑風です。
さて今回は!劇団新感線いのうえ歌舞伎『神州無頼街』感想になります~~~!!!!
私の推している声優の宮野真守さんが出演しているということで東京公演を全部で3回!見てきましたよ~~!!!
なので今回は3回見て印象的だったところや各キャラについて感想を書いていこうと思います〜!!見たのは5月1日マチネ、5月7日、5月21日マチネで、場所は池袋のブリリアホールです。
またネタバレありまくりですので今後初見で見たい方はご注意ください⚠️
それでは早速!
『神州無頼街』とは?
劇団新感線42周年興行で、元は2020年に上演される予定でしたが延期して2022年の3月頃から大阪、静岡、東京でロングラン公演を行っています。髑髏城の七人season月で捨之介を演じていた福士蒼汰さんと宮野真守さんがW主演です!
#劇団新感線 『#神州無頼街』新スポット公開!
— 新感線からのお知らせ公式です (@SHINKANSENtopic) January 25, 2022
作 #中島かずき 演出 #いのうえひでのり
出演 #福士蒼汰 #松雪泰子 #髙嶋政宏 #粟根まこと #木村了 #清水葉月 #宮野真守
🌊3/17(木)→29(火) 大阪
🗻4/9(土)→12(火) 静岡
🦂4/26(火)→5/28(土) 東京
公演情報詳細は→https://t.co/C8ReZ3Pedc pic.twitter.com/t3ZxrHX0wF
あらすじ
時は幕末、ところは駿河国の清水湊。 清水湊にその人在りと噂された侠客・ 清水次郎長の快気祝いのため、ある料亭に甲州駿河の名だたる博徒の親分衆が集まっていた。
続々訪れる親分方を調子よく迎える男がいた。他人の事情に勝手に口を出しては銭にする“口出し屋“の 草臥 (宮野真守)である。さっそく次郎長一家からも銭をせしめようと、幹部の小政の人探しを手伝うことに。次郎長が出入りで受けたひどい傷を直したという、評判の町医者・ 秋津永流 (福士蒼汰)だ。次郎長復帰の立役者を宴席に誘うため、探しにいく草臥と大政、小政。
座敷では次郎長の快気を祝い、親分衆が膳を囲んでいた。そこへ、今売り出し中の侠客・ 身堂蛇蝎 (髙嶋政宏)が現れる。妻・ 麗波 (松雪泰子)、息子・ 凶介(木村了)、娘・ 揚羽 (清水葉月)を引き連れ、己の顔見せのために次郎長の宴席へと乗り込んだのだ。無作法な挨拶にいきり立つ親分衆だったが、突然もがき苦しみはじめた。首に痛みを感じた次郎長が掴んだのはなんと 蠍さそり 。当時のこの国では見かけない毒蟲を使い、親分衆を皆殺しにし、彼らのシマを貰うとうそぶくと姿を消す。そこに駆けつける永流。瀕死の次郎長だったが、永流は持っていた毒消しでかろうじて彼の命を救う。
一方、辺りを調べに走った草臥は凶介に出会う。その顔は、昔なじみと瓜二つだった。だが、凶介は覚えがない。不審に思う草臥。
日の本にはいない毒蟲を使う侠客。昔なじみにそっくりの男−−−。
謎に満ちた身堂一家を探るため、永流と草臥は彼らの根城である富士の裾野の 無頼の宿を訪れる。 蛇蝎と麗波が築き上げたその街は、喧騒と猥雑と絢爛と頽廃に満ちていた。豪胆にして無慈悲な蛇蝎が仕掛ける、人の命を金で買う大博打。その妖しき美貌と奇怪な術で人を惑わす麗波。草臥に刃を向ける凶介の正体は。揚羽と側近の 風天千之介 (粟根まこと)らに秘められた過去とは。
身堂一家が巻き起こす無頼の風に巻き込まれる永流と草臥。その果てに己自身の宿命と因縁が明らかになり、やがて、日の本の命運すら揺るがす策謀と立ち向かうことになることを彼らはまだ知らない。
印象的だったところ/初見感想
第1幕
・初見には初めわらわら出てくる人たちの着物が派手すぎて何も頭に入ってこない
・身堂一家が次郎長親分のところに来た時5人もいるのにどうやって忍び込んだん?めちゃくちゃ派手集団なのに誰も気づかなかったんか?そのあと丸腰で来た蛇蝎もどうやって入り込んだのか…
・永流と草臥は物語の序盤ではもう知り合いだったけどどこで出会ったんだろ
・お友達いない永流友達ができて嬉しそうなのかわいい
・ここでだけ永流が槍?をひもで肩にかけるんだけど前でぱち!って止めた後挟まった髪の毛バサ!!ってやるのがかわいすぎて死んだ ちょくちょく髪バサしてるの最高じゃん…??男子がこれに弱いわけがわかったわ
・無頼街について草臥が楽しく歌ってる横で永流は街の人と話したりしてるんだけど、たまにノリノリで振りを真似して踊ったそのあとめちゃくちゃ照れてて何???壁に向かってウウ…///ってなってるのほんとかわいいんですけど?????まあその割に数秒後に結構楽しそうに踊ってるんですけど…
・横にいる傘被ってるお坊さんめちゃくちゃ気になるんですけど彼is何……
・お梅さんの一家の揃ってる感めちゃくちゃ兵庫の集団思い出す 泣く
・棺桶屋の宿に泊まるのが楽しみでニッコニコ入っていく永流、可愛すぎる 保護したい 嫌ならいいんだが……が友達いない人間の発言そのままで笑うし割り勘なのもかわいい 冗談にがっかりしてるのもかわいい……
・建設現場でお梅さんが歌ってる曲めっちゃ好き 歌い方可愛い
・御庭番の6人すごいギャーギャーしてるけど新感線の女の子たち本当ビヨみがある
・6人の女の子たちに詰め寄られてるマモかわいい
・あまりにも女子たちのくだりが面白すぎて客席から拍手→永流が慌てて拍手いらないです!!!早く続けて!って続けるんだけど草臥がめちゃくちゃ棒読みになってていや急に下手…って突っ込みを入れててかわいい
・女の子たちにキャー❤ってやられてる永流、驚きながらもちゃんとハイタッチしてあげようとしててかわいい キラキラ笑顔もいいですね……
・そのあと草臥は踏んづけられて空の彼方に飛ばされてるくだりめっちゃ笑った
第2幕
・蛇蝎と麗波の戦いのとこの麗波の黒いスカートみたいな衣装ひらひら好きにはたまらない…
・永流の手術シーン、草臥の手めっちゃ震えてるくだりめっちゃ笑った
・(ぐったりしながらお布団に倒れ込む永流(髪乱れ気味)、最高ですね…????)
・棺桶で水路行くときの曲、宮野真守の無駄遣いってタグつけられそうなくらい歌詞がふざけてて笑う
・棺桶で人の価値が決まる曲めっっちゃ頭から離れなくなるしノリのいい曲ですごい好き…マモライ感あるし歌唱力おばけやばい 舌ベロ出すの癖になってない?
・誰だこんなところで鍋したやつは〜ここは野原じゃねえんだぞ、大好き
・スプレーしゅーする曲、リズム的にも雰囲気的にもダンス的にも絶対BTSのDynamite意識してる 絶対 おかげで3回とも全く集中できなかった
・最後に赤ちゃん見つけてどうしよう…😢ってなるのかわいすぎ というか見つけてくれてありがとう永遠に二人で子育てしてくれ…
・マモと福士くん2人で喋ってる時基本顔めっちゃ近いのでかわいい 仲良しだね……
・カテコも2人でわちゃわちゃしていて本当かわいい〜いいぞもっとやれ……
キャラ別感想
草臥/宮野真守
めっちゃマモ。さすが当て書き…捨之介のときもマモ感あったけどさらに陽気になってますます感じる…
静岡と大阪でどうだったか知らないんだけど東京はもうすでにボケと顔芸が出来上がっててやってんな〜って感じ。驚く顔とかもう完全にマモなんよ。
捨之介の時はもうすぐ死のうとしてたけど草臥は基本ポジティブ思考というか常に生きるマインド(死のうとしても明るい)ので見ててよかったな…
割と永流のことを心配したり大切にしたりかまったりしているのでオタクはニッコニコですよ…先に江戸に行けって言われたけど一人で残してくの心配だから傍にいて怒られたときに「馬鹿なことをしているつもりは、ないんだけどね」の声が優しすぎて泣いた
秋津永流/福士蒼汰
あの…めちゃくちゃ正直なこと言うと…永流のほうが推しなんだよな…。もともと陽気な主人公タイプよりもクールな横にいる子のほうが好きなので…。大人しいけどたまに天然ぽい入るところがよかった。
そして福士蒼汰の顔の良さよ…めっちゃかわいいじゃん…
福士蒼汰が捨之介なの見てないんだけどほんとにマモと同じキャラやってた?ってくらい永流ぴったりすぎて…。でもどっちかって言うと完全蘭兵衛ポジだな。新たな道を選んだのに過去に引きづられて生きる道を変えようとしたりいろいろ思い出すあたり本当蘭兵衛…死ななくてよかった…
あとストレートヘアで顔が良くて後半肩がびらびらした衣装を着ていたので次の髑髏城の七人で天魔王やってくんないかな…と思った
お衣装がずっと裾ひらひらめで袖もボリュームある感じですごいかわいかった……戦う度に裾がひらめいてたのほんと最高 あの衣装着せた人天才だよ
原宿とかで勢いよく「あれなんだ!!😳✨」っていいながら突っ込んででかい甘い食べ物食べてそうなイメージがある 大食い
困ったら草臥ぁ〜🥺ってきゅるきゅるおめめで見てそう 草臥はその顔に弱そう
また受け属性の男を好きになってしまった…
身堂揚羽/清水葉月
めーーーっちゃかわいいので推し。かわいい顔してかわいい動きするのにヤクザの娘()なところが最高だしちゃんと人間の心持って大工の現場では働いてたし赤ちゃん生まれる時もてきぱき動いてたので好感度上がるしかない。1幕終わった時点では髑髏城の生駒ちゃんみたいに殺されるんじゃないかと思ったけど生き延びるパターンで本当よかった…逃げてくれてありがとうあげは……
この方初めてお名前知ったけど鳥の沙霧なんですね……めっちゃ見たい……
つまぎ/中谷さとみ
忍者の子達の中のピンク担当ツインテが今回の新感線の推し中谷さとみさんだったんですが、最初どこいるんだろう?って探した結果ちゃんと見つけられたのでよかった〜!そこまで目立つキャラではなかったけどあの中では生き生きしてる子だったからいっぱい見れてうれしかったな…
はらぼてお梅/山本カナコ
新感線の女性陣みんな強くてキュートで最高なんだけど今回はこの方も好きだったな〜……大変ながらも一家を背負ってばんばん働いたり盛り上げてくところ、良いですよね…。お歌も歌い方が可愛くてめちゃくちゃ好きです。
身堂凶介/木村了
兵庫はちょっと頼りない頼れる兄貴だったけど敵キャラになると途端に小物になりますね彼は…。あれで仲間になってくれたら好きなんだけど!
発音の仕方がめっちゃ独特で確立されているのでめちゃくちゃ安心感があるしなんだろうこの既視感と思ったら彼CVにしたら絶対福山潤だからだ……さァかのうえ↑を思い出すんだ……(実家ジャンルの話)
髑髏城の七人すぎない?
なんか見ていて私が髑髏城の亡霊だからかすごい思い出す部分があるんですけど聞いてもらっていいですか?
・惨殺されがち
・永流、まじ蘭兵衛すぎ
・忍者衆出がち
・街燃やしがち
・カテコの曲で歌詞にやまない雨はないってあったのめちゃくちゃ捨之介じゃない?
・血にまみれた手になりがち
・一回忘れていてもやっぱり人を殺す血は流れがち
・マモ誰かに操られがち
・インディさんメインに入ろうとしがち
・木村了は方言使いがち
もちろん髑髏城をやったうえでの当て書きだし作ってるのだいたい一緒の人なのでこういう展開好きなんだな〜とは思うんですが、亡霊はすぐヴッ…ってなってしまうのでやめて欲しい。見ながら何回髑髏城見返すか…って思ったことか(長いのが面倒くさくて見てないけど)
全体的な感想
という感じで見てきたんですけど、割と面白かったです!!
見る前はまじで面白くなかったらどうしようかと思ってたけど、新感線のオタクの相変わらずな感想見て行ったら相変わらず新感線だったので安心しました。
髑髏城の七人は割と重めで絶望→ハッピーエンド?という感じで何周もしたくなる感じだったのですが、これはまあそこまで……絶望も爽快感もなかったので2回見たら十分かな〜くらいでした。髑髏城よりは歌が多めで楽しげなシーンは多かったし、ミュージカルというよりかは普段よりの宮野さんの歌が聞けてよかったなあと思いました。私が見た東京公演はもうすでに出来上がっていてアドリブがどこなのかあまりわからなかったけどそういう笑いどころもまあまああったので笑えたし面白かったな。
というかほんとにな〜宮野さんFC枠で行ってんのに完全に永流がドンピシャなんだよなあ……多分もうすこし気が狂ってたら支部で調べてた(ついに調べてしまったけどぜ~んぜんなかった なんで????)
というわけでだいぶざっくりでしたが今回は劇団新感線「神州無頼街」の感想でした!
個人的に好きなシーンや好きなキャラのことしか書いてないんですが、みんな良かったし面白い舞台だったのでまだこれから見れる方はぜひ見に行ってください~~!まあそのうちゲキシネとかもやると思うので、気になる方は見れる機会がありましたらぜひ見てみてください!
それではまた次の記事で。