白昼夢

白昼夢

オタクが楽しいことを書き連ねるだけ。

MENU

1日1ブログ その109:読み方

こんにちは、緑風です。

 

今日は授業で子供は発達の段階により読書における役割が変わってくる、ということをやりました。アップルヤードさんの1991年の論文?(検索しても全然引っかからなくて謎)では幼児期は「本と遊ぶ者」、学童期は「本の中のヒーロー・ヒロイン」、青年期は「本の内容を考える者」、成人期は「作品を解釈する者」、「本を使う実用的読み手」となっています。

今日の課題が自分自身がこの役割をどう変えてきたのかエピソードを書けみたいな感じだったんですけど難しくて。一見書けそうなんだけどいざ当てはめてみるとうーん?てなる。

 

それでちょっと考えてみたんですよね、自分がどんなふうに本を読んでいるか。

基本的には映像で、目で拾った文章で脳内でイメージしてるのがどんどん読み進めるごとに動いていく感じで読んでます。イメージしてる映像は、その主人公の目を借りてることもあれば第3者、神の視点から見てることもあって、引きで見てることが多くて。アニメみたいな感じかな。セリフとかは脳内ボイス(よっぽどアニメとかの印象が強くない限りは誰でもない声)。私は文章を脳内で音読(?)してしまうと途端に頭に入らなくなるのでほんとにさらーっと読みます。だから読み飛ばしが多いかもしれない。勢いが大事。

この間久しぶりに児童書を5,6冊一気に読んだのだけど、めちゃくちゃお腹がすいて。昼時だったってのもあるけど、このイメージして映像にするのすごく頭使うんだなあってすごい思った。

それからこれはちょっと私怨なんですけど、小学校のときは狂ったように本を読んでいて。学校からの帰り道でもひたすら本を読んでいたのだけど、そういうとき友達に本を読んでるときに笑ってるのはおかしい、みたいなことをたまに言われて。多分自分の見えていないもので笑っているのが怖かったんだと思うけど、本で笑うとかそんなにおかしいことではないよなあって。テレビとかと同じ括りなんですよね。ただ自分でイメージする必要があるだけで。これはちょっと長年それは違うよなあ~~ともやもやしてました…笑。

 

それで私があれ?って思ったのが、上の役割である幼児期の「本の中のヒーロー・ヒロイン」というところ。これってつまり本の中の主人公になりきって「私」が冒険する、とか「私」が王子さまに会う、とかいうのだと思うんですよね。でも私、これをやった覚えがないんです。確かに主人公はヒーローかヒロインで、その人を通して物語は進むけどあくまで主人公は主人公なんですよ。私ではないしなりきりもしない。となると当てはまらないんだよなあ。まあこれは発達のパターンだから全員がそうなるわけではないと思うけど、まずそこから違うのか…って思っちゃうよね。

私の話ではなくその主人公の話だと思って読んでるから、なんだろう、自分とその主人公との関係も考えないんですよね。共感とか、そういうの。だから読書感想文とかもそういうのは多分一切書いてないかも。私とは関係がないって割り切ってしまう。あくまで「その人」の「物語」だから「私」とも「現実」とも違っているから接点がわからないし考えようともしない。こういう気持ちなんだなまではわかるんだけど…私と同じだ!にはならないんだよなあ…。難しいね。

でもそのヒーロー・ヒロインになるってオタク言葉で言ったら「夢」なわけで。夢が苦手と言うかそういうの読めないの、昔からか~ってなんか納得してしまいました。まあ夢は主人公の隣につくっていうのが多いけど主人公ポジではあるからな…

 

そしてこの映像で第3者視点で本を読んでる人ってやっぱりオタクに多いのかなあ…壁になりたい人とかこういうタイプだと思う。私もだし。たまにこういうやつのアンケみたいのTwitterで見るけど最終的にどのタイプが多いかってわかんないからちょっと気になるなあ。

 

というわけで今回は本の読み方についてでした!これは人によっていろいろありそうで面白そうなので私と違うって方いたらぜひ教えてください~!メッチャ気になる!

 

それではまた明日。